「チャレンジポストに挑戦!」~キャリアアップを目指しタイ語学研修へ~
社員インタビュー
佐野 晴通 モビリティカンパニー/MCLOGI-THI出向
佐野さんプロフィール(2024年11月時点)
前職ではアパレル業界店舗スタッフから広告宣伝部へ異動、プレスを担当。その後2022年MCLOGI入社。アパレル物流業務に携わる。チャレンジポスト制度を利用して2023年7月~2024年6月タイ語学研修へ参加。現在は泰国三菱商事ロジスティクスの物流倉庫管理者(所長)として、首都バンコクから約140kmに位置するラヨーン県にて日々奮闘中。アパレルと自動車の違いに苦戦しながらも経験を基に倉庫オペレーションの改善策を提案し、スタッフと共に正解を探し続けている。
ーチャレンジポスト制度とはー 「チャレンジポスト」は、職制を通じた適材適所の異動を補完する仕組みとして、各組織から受け入れニーズが示された特定案件に対して、強い意欲を持った社員のチャレンジを後押しする制度として実施しているものです。今回佐野さんが挑戦したチャレンジポストは、会社費用で1年間、タイの大学でタイ語を学べる貴重な機会として実施されました。
Q:どんなきっかけでチャレンジポストに興味をもったのですか?
若い頃から海外で働きたいと考えており、MCLOGIにはそのチャンスがあると思っていました。 英語は好きで、行くなら英語圏だろうとは思っていましたが、今回タイ語研修の募集があり飛び込んでみました。当時の所属カンパニーから異動することになる為、正直大変に迷いましたが、年齢的なこともあったのと 「強い意欲を持った社員のチャレンジを後押しする」という募集項目を見て、このチャンスを逃したくない!という強い思いからチャレンジしました。元いたカンパニーの上司や先輩も理解して送り出してくれました。
Q:研修先のナレスワン大学について教えてください
タイを代表する国立大学で、キャンパスはとにかく広大(東京ドーム42個分!)。敷地内を無料の循環バスが走っています。コンビニやATM、アップル公認店舗もありました。医学部の診療施設もあり安心感は抜群ですね。学生食堂のメニューも充実していて、大学周辺には飲食店も多かったです。
Q:1日のスケジュールについて
1日のスケジュールは、曜日毎に午前午後で細分化されていました。文法や会話、リスニング、読み取り、書き取り、課外授業、試験対策と盛り沢山。全て1対1のマンツーマン授業です。授業以外にも、宿題や予習・復習などやらなければならないことが多く、平日はほとんどを勉強時間に費やしました。その代わり、金曜の夜や土・日は勉強から離れ、現地で出来た友人達と食事したり遊びに行ったりしてリラックスしていました(笑)
Q:現地のボランティア活動にも参加したそうですが
今回参加したボランティアは、ピサヌロークにある大きな病院の一室で行われていました。活動内容は、医師が使う医療消耗品を準備したり、患者さんの握力低下を防ぐ小物を手作りしたり。また、この病院には方々から多くの患者さんが訪れ、ここで最期を迎える人も少なくないとの事から、お供え用のコインを入れた蓮の折り紙を造ったりしました。少しでもそんな患者さんの役に立ちたいと思い、また、病院で働く医者や看護師の役に立ちたいと願い集まっている人たちの想いを聞きながら作業しているうちに、いつの間にか一つ一つの工程に気持ちを乗せていた気がします。 タイ文化ではタンブン(徳を積む)をとても重んじています。この行いは自分の来世の為という信仰が根底にありますが、お互いを支えあって生きて行く、純粋な助け合いの精神を実際に感じる事が出来た、大変貴重な経験となりました。
Q:語学研修を経て、現在の業務を教えてください
ー現在力を入れていることは
倉庫の管理者として、作業の進捗管理を徹底するようタイ人への意識付けに取り組んでいます。必要性を理解しないと動いてくれないので、朝礼の場では、英語ではなくタイ語で、自分の言葉で伝えるようにしています。 日本人マネジメントの言葉には重みがあります。まだまだ下手なタイ語ですが、努力している姿も評価頂いているようです。
Q:今後チャレンジしたいことについて教えてください
これは難しいですね。 まだタイでの仕事が始まったばかりなので、まずはここにいるチームの皆さんと頑張って行きたいと思っています!僕のチームひとりひとりが倉庫業務のプロフェッショナルになれるよう、一緒に努力して行きます。
最後になりますが、海外経験は必ずプラスになります。迷っている人がいるならばぜひ挑戦してもらいたいですね。
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