中央回廊サービス
急拡大中の当社中央回廊ルートサービスについて
当社では、ユーラシア大陸を中央アジア介して東西を結ぶ中央回廊ルートの輸送サービスを展開しております。
中央回廊ルートの主な輸送手段である鉄道をはじめ、その他トラック輸送や航空輸送も提供させて頂いております。
取扱い貨物につきましては、従前は完成車や自動車部品を主に取り扱っておりましたが、本年度より消費財や鉄鋼製品、更には産業機械等の取り扱いが増えております。また、お客様によっては日本から西欧への輸送ルートにおいて、通常の海上ルートではなく、BCP対策として中央回廊ルートを用いた陸路の輸送ルート構築を実現されています。
確かな実績をもとに、お客様のご要望に合わせた最適な輸送のご提案が可能な状況となっております。
中央回廊ルート輸送上の注意点
中央回廊ルートの特徴として、複数国を跨いだ輸送となる為、通常の海上輸送と比較して多くの注意点が必要となります。
例えば、日本からカザフスタンに貨物を輸送する場合は、①中国沿岸部、②中国鉄道、③中国-カザフスタン間国境が要注意ポイントとなります。
①中国沿岸部は、日本から海上輸送した貨物を中国鉄道に接続する要所で、主に天津、青島、連雲が使用されます。制裁管理の観点からシベリア鉄道利用輸送が厳しくなった事や紅海情勢の緊迫化によってスエズ運河の利用が困難となった事により中国鉄道を利用した輸出入の需要が急激に伸びている為、中国港で貨物が滞留してしまい、トランジットタイムが増加するという問題点を抱えております。
②中国鉄道の利用においては、中国鉄道が指定する厳しい条件をクリアする必要がございます。例えば、コンテナ輸送を行う場合、バランスの良い積み付けや、積み付け時に指定した積み付け写真を撮影の上、中国鉄道に提出する事が求められます。この様な条件を満たせないと、貨物を受け入れてもらえず、条件を満たすまで長期滞留期間が発生してしまうリスクがあります。
③中国-カザフスタン間国境では、両国の鉄道線路のレール幅が異なる為、国境で貨物の積み替えが行われます。通常滞留期間はそこまで発生しないですが、煩雑な通関には注意が必要となります。
中央回廊サービスについてご関心があれば、
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